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学習塾の休日は少ない、と言われます。ウィザスは?(待遇と評価に関するアンケート) 

先日ご連絡した、ウィザスで働く皆さん向けの「待遇と評価に関するアンケート」へのご参加のお願い。

先日ご連絡した、ウィザスで働く皆さん向けの「待遇と評価に関するアンケート」へのご参加のお願い。

しばらくは毎回、掲載させていただきます。

 

【ぜひ、今回の「待遇と評価に関するアンケート」にご協力ください。

各教室に送ったメールにあるQRコードを読み取ってください。6問ほどの簡単なものです。

できれば、年内にいただけるとありがたいです。

「クエスタント」のアンケートですので、ご安心ください。】

 

…とはいえ、すでに塾業界では、冬期講習会。超多忙な時期、かと思いますので、年明けしばらくまで、お待ちします。年末年始、これまでのことを振り返って、ゆっくりご入力ください。

すでに、予定以上のご回答をいただき、嬉しい次第です。

ご回答いただいた皆さん、ありがとうございました。

 

 

そして同じ理由と、あと組合として色々と「動き」「準備」等、があるので。

 

明日以降から、年明け2021年1月7日の間は、このブログ更新も不定期での更新になります。

何卒、よろしくお願いいたします。

 

 

 

さて、ウィザスで働く皆さんにアンケートへの参加を呼びかけたきっかけには、これまでに書いた以外にも、

「働きすぎていませんか」

「休みをしっかりと取っていますか」という投げかけをしたい、というのもありました。

 

塾業界はどうも体質としては古い業界のようです。

生徒や保護者の対応が主体なので、どうしても「人力」「マンパワー」に主眼が置かれ、

「効率」「デジタル」「省力化」「働き方改革」

などというワードから遠く。

 

働く側も、「生徒を合格させてあげたい」「喜ばせたい」と当然考えるので、

そこを企業側もうまく利用し、「生徒・保護者のため」という錦の御旗の元、

人件費削減という目的を上手く隠し、

「自己犠牲」「サービス残業」「浪花節的人情」が横行しがちです。

 

結果、自分の休みを犠牲にしたり、残業代も出ないのに、勤務時間を超えて働いてしまう人も未だ多い。

 

 

翻って、ウィザス第一教育本部では。

数年前になぜか、「年間の休日は105日!」と決められてしまいました。

休日の曜日が社員それぞれ異なるので、多い少ないで不公平が出るから、だそうです。

それまでも似たようなものでしたが、年によっては、107日とかもありました。

第二教育本部の皆さん、ご存知でしたか?

 

ちなみに、第二教育本部では、年間休日は105日ではないんですよね。

実は、「年間何日」みたいに決まっていません。

土日休み、大体カレンダー通りの祝日、お盆や正月、で大体115日ぐらいあります。

一本部より、約10日ほども多いのです。

 

その上、教室長一人校のワンオペのファロスの教室長が有給休暇を取る時のように、

チーフ講師に出勤を依頼し、よけいに人件費がかかることもなく休める。

この意味、分かりますか?

 

一本部のファロスのワンオペの教室の教室長は、

○有給休暇を取りたければ、自分の代わりにチーフ講師の方に出勤してもらえれば休める。

○ただし、その講師の方が出勤した分の時給(人件費)が自分の校舎の「経費」になる。

ということなのですよ!

 

もしちょっと業績が思わしくない時に、有給休暇を申請などしようものなら、

「こんなに業績出てないのに、(有給なんかとって)経費のこと考えないの、勇気あるよね。」

と上司に言われそうですね。

まあ、こんなことを言う上司はウィザスにはいないと信じたいですが。

それでも、これでは法律で定められた最低の年5日しか、有給取らない(取りたくなくなる)ですよね。

 

これらのこと、一本部の皆さん、ご存じでしたか?

 

二本部と比べると、「休日の曜日が違うと、休日数が人によって違ってしまうから」という理由で105日に統一する意味って何だろう、と疑問です。

なら、少ない方でかつ最低日数に合わせて105日にしなくてもいいのに。

 

 

それにしても。

年間105日、というのは、「1日8時間労働」なら、法律のギリギリの休日数なんですね。

待遇としては、いいとは言えません。

 

ちなみに、塾業界の中には、1年の変形労働時間制とフレックス制度をフル活用することで、年間休日が100日以下、というところもあります。

 

 

しかし、たとえそのような古い体質の塾業界において、もっと休日をとれるようにすべきだと組合は考えています。実際にそのように団体交渉で主張してきたのは、これまで記載してきた通りです。

 

休日はしっかりと休むことで、仕事のパフォーマンスを維持するという目的があります。

また、様々な経験をして知見を広げてそれを仕事にフィードバックする、

学習をして知識やスキルを身に着ける、などの目的もあります。

 

 

休日を少なくして労働者を長時間働かせることは、長期的にみれば、企業にとってもマイナス面が多い、という認識が、世界的な流れになってきていると思います。

 

ですから、「できるだけ長く、多く働かせる」ことを「良し」、とするのは古い企業体質の会社か、人の入れ替わりが激しかろうが構わないブラック企業か、というところでしょう。

 

休日や有休休暇の問題も、いずれアンケート実施したいと考えています。

よろしくお願いいたします。

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